ブログ
歯の豆知識Tooth Trivia
2020.12.10
歯周病と体の病気の関わりに関して
歯周病で歯が抜ける
今回は歯周病に関してお話をしてきます。
歯周病とは刺繍ポケットに入り込んだ歯周病原因菌が歯の周りの歯周組織を壊してしまう病気です。
歯周病には歯肉炎・歯周炎があります。
歯肉炎と歯周炎の違い
歯肉炎は、歯肉の部分に炎症が起きて、歯肉が腫れたり出血が起きます。
これは家で行う歯磨きなどのセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアにて健康な状態まで戻すことができます。
歯周炎は歯肉だけでなく、歯を支えている骨である歯槽骨を溶かしてしまう病気です。
歯周病の怖いところは痛みが発生しないため気づきにくく、そのまま放置してしまうことです。気づいたときには手遅れで歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病は体の疾患と関係がある!?
歯周病は心臓疾患や骨粗鬆、関節リウマチ、呼吸器疾患などにもつながっていきます。
特に怖いのは糖尿病とのつながりです。糖尿病による免疫機能が低下すると歯周病も悪化していきます。
逆に歯周病によって糖尿病も悪化していきます。歯茎から血が出る状態や、膿が出ているとそこから化学物質が出て、血の流れとともに全身にいくと言われています。その化学物質の影響でインスリンが効きにくくなります。
しっかりと歯周病予防をしていくことが重要になります。
高蔵寺駅近く、春日井市にある森川歯科クリニックでは歯周病治療、予防処置を行っています。
最近、口臭がする、歯茎から血が出るなどがあればお気軽にご相談ください。
予防歯科に関しては下記を御覧ください。