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歯の豆知識Tooth Trivia

2021.05.08

75歳以上の予防歯科

こんにちは!

春日井市高蔵寺駅近くにある森川歯科クリニック歯科医師院長の森川です。

本日は75歳を超えてからの予防歯科に関してお話をさせていただきます。

 

75歳以上の高齢者歯科

75歳以上の予防歯科

人生における最大の楽しみの1つとして「食事」があります。

 

しかし、食事の際に「噛む」ということに必要な歯に痛みがあったり、その歯がない場合楽しみの1つが無くなるということだけではなく身体全体にも悪影響が出る可能性もあるのです。

 

ここでは特に75歳以上の後期高齢者の方の歯の健康について考えます。

 

8020運動

 

これが今、さかんに言われている「8020運動(ハチマルニーマル運動)」です。

 

日本では80歳までに20本の歯を残していきましょうと推奨されています。

これは、食べることにあまり負担を感じないですむ歯の本数が最低20本といわれているためです。

 

6、7年前から歯科医師会では、この運動を一歩進め、55歳までに25本の歯を残そうという「GoGoニーゴー運動」を提唱しています。

 

というのも、高齢者の多くは歯周病で歯を失っていくことが多いのですが大抵の歯は奥歯から抜けていきます。

奥歯が抜けてしまうと食事がしづらくなってきますが放っておくとどんどん抜けていき最終的な目標である「80歳で20本」を下回ってしまいます。

日本人の歯の保有数は平均5~6本というのが現状なのです。

 

そこで設定年齢を大幅に引き上げ、早い年齢そのうちに自分の歯を残すことに関心を持ってもらあというのがこの運動のねらいです。健康な歯が25本あればほとんどのものを食べることが出来るので、設定数値にも根拠があります。

訪問歯科診療

 

介護保険が導入されたことで、訪問歯科診療も昔に比べ認知されるようになってきています。訪問診療では、歯科医師がレントゲンや歯を削る道具など、持ち運びの出来るポータブルな治療ユニットを持って自宅を訪問します。ある程度の道具をもっていくことが出来るので入れ歯の型どりや補修、抜歯も行います。また、歯磨きができない場合でも、歯科衛生士による口腔ケアを行っています。

 

患者は自宅にいながら、歯医者に通うのとほぼ同じような治療がうけられます。

その際、内科にかかっている、薬を服用しているなどの場合は主治医との連携を取って治療に当たることが必要です。

 

寝たきりや介護というと食事やお風呂、トイレなどの介助は日常的ですが、歯の事となると後回しにされたり忘れられていたりしたます。

最近、食が細くなってきたと思ったら実は入れ歯が合っておらず食べにくいだけだったということや虫歯の歯があり進行して痛んでいるなど他のところに何か症状がでてから気づくということもあります。実の娘でさえ母親が入れ歯かどうかがわからないというケースもありました。

入れ歯

ですので高齢者を介護する方は、口の中もぜひ、定期的にのぞいて見てあげてください。口の中にトラブルがあったり見ても良くわからないという訪問診療を利用するのをおすすめします。地域によって管轄が違いますが、地域の歯科医師会に連絡すれば訪問歯科診療を行っている歯科医院を紹介してもらえますので気軽に利用できるシステムなのです。

 

訪問診療を行っている歯科医院の多くは昼休みや休診日などを訪問診療時間として当てているため利用者が遠慮してしまう場合があります。

しかし、遠慮せずに小さいことでもご相談していただけるがかかりつけ歯科医院なのです。

訪問歯科診療ページはこちら!

口腔ケア

「口腔【こうくう】」と聞くと口の中の見えている部分をイメージし「ケア」というと歯を磨くというイメージをもたれがちですが、口腔内の粘膜は咽頭部(いんとうぶ)(のどの部分)を経て、食道・胃などの消化器や内臓につながっていますし、気管や肺などの呼吸器官にもつながっており、決して独立した気管ではありません。

 

その口腔内には、虫歯や歯周病の原因菌、その他の菌など300種を超える細菌が数千億個も住み着いており、きちんとした購入ケアが行われないと、一兆億個以上にもなるといわれています。それが、虫歯や歯周病の発生、進行を促進し歯を失うことになり、食べる機能が低下してきます。

 

また、高齢や病気などにより体力・免疫力(めんえきりょく)がおちてくると口腔内で増殖した細菌が、寝ている間や食事時に唾液や食物と一緒に気管から肺に入り、細菌感染を起こす呼吸器感染症(誤嚥性肺炎【ごえんせいはいえん】)にもかかりやすくなり、発熱が続いたり、生命の危機にもつながります。

 

日本人の死因の第4位(1995年)は肺炎で、その97%は高齢者といわれています。

私たち、歯科医師・歯科衛生士は、「口腔の疾病(しっぺい)予防」から「呼吸器感染予防」そして「摂食【せっしょく】・嚥下【えんげ】(たべる・のみこむ)障害への対応」といったことなど必要に応じてアドバイスさせていただきながら「全身の健康」を支えてゆく「専門的な口腔ケア」を行います。

 

また、「呼吸する」「食べる」という生命維持の働き以外にも「コミュニケーション」としてとして話す、笑う、表現するという大切な役割もあります。「口腔」が十分機能してゆくよう、機能訓練ももちろん行いながら「心の健康」をもサポートしていきます。

 

人や社会と関わりながら今いる環境の中で1人1人が生き生きと生活していき人生の最後のときまで豊かな日々が送れるよう支援できることを目標としています。

高蔵寺駅近くの森川歯科では患者様の口腔内検診も行っております。

ご関心がある方はお気軽にご予約ください。

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